平成15年 9月13日 ■中国五県私学山口大会に出席 平成15年度の中国地区私立中学等々学校父母の会は9月13日、千百人を超える私学関係者が山口市民会館に集い、公私間の格差是正・父母負担軽減、経常費助成に係る国庫補助制度の堅持、施設整備の拡充、建学の精神に基づく特色ある教育の推進などを採択、各県知事への要請を決議した。 鳥取県議会「志政会」の日程とも重なったことから、最終便で埼玉から宇部空港に直行。早速実行委員会、運営委員会をこなし、鳥取県私学6校から駆けつけた91名のお母さん、お父さん方と共に山口大会に出席した。 特に、私学経常経費については昭和50年、自民党若手議員の提案によって私学助成法が制定され、以来、やっと一千億の大台を獲得した15年度予算であるが、今後の見通しについては「聖域なき財政再建の中で一般財源化が図られる」とのことから、重要な大会とあって大いに盛り上がり、河村文部科学副大臣、二井山口県知事の私学支援挨拶にも大きな拍手がわいた。 なかでも、河村建夫副大臣の挨拶時には、暑い日でもあったことから「そろそろ服を脱がれてはどうですか。」との支援の声に、「私も早く副を取りたいですね。」とユーモアを交え答えておられたが、 あれからわずか9日で副が取れ、9月22日には第二次小泉改造内閣の閣僚として文部科学大臣に就任。私も早速お祝いのメールを打った。
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平成15年 10月11日 ■畜産共進会へ出席(赤碕町) 平成15年度の鳥最県畜産共進会は10月11日、東伯郡赤碕町の県中央家畜市場で行われ、和牛52頭、乳牛71頭が出場。8人の審査員によって審査され、次のような方々の飼育牛が入賞した。 【和牛の部】 ○グランドチャンピオン:田中泰彦(鳥取市高住) ○首 席:足立正憲(赤碕町太一垣) ○首 席:鳥飼育子(関金町大鳥居) 【乳牛の部】 ○グランドチャンピオン:川本正一郎(東伯町) ○未経産の部1位:福田昌治(赤碕町) ○経産の部1位:川本正一郎(東伯町) ともに、各農家が丹精込めて育て上げた牛だけに甲乙つけがたい部分もあるが、そこはやはり優劣をつける共進会。19年の全国和牛共進会鳥取大会の開催も控え、厳しい審査基準のもと厳正に審査が行われた。 なお、当日は私も経済産業常任委員長として安田副委員長、伊藤(美)委員、内田委員らと共に出席。担当職員の説明を受けながら和牛の審査方法、乳牛の審査方法などを勉強した。 また、午前9時半から始まった同行事は晴天にも恵まれ、同時開催の「ふれあい祭り」と相まって会場は大いに盛り上がり、19年の全国大会では県産和牛の上位入賞も望める手応えある大会であった。 |
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平成15年 10月21〜23日 ■県議会経済産業常任委員会県外調査に出席(宮崎、大分) 県議会経済産楽常任委員会の県外調査活動を1O月21・22・23の3日間、宮崎県、大分県を中心に実施した。有機農業、商店街の活性化、特色あるまちづくりなど沢山の知識を吸収することができた。 有機農業の町 綾町(あやちょう) まず宮崎県の東諸県郡綾町(前田穣町長)であるが、人口は7,600人、九州中央山地国定公園に指定されている照葉樹林(常緑広葉樹、2,455ヘクタール)を有し、農協出身の2代の町長によって食と農と環境を考えながら有機農業開発センターを最大限に活用、自然生態系農業を押し進める素晴らしい町である。 その最大の特徴は、牛・豚・人糞などを有機肥料化し、町内全域の農地に無料で散布、土づくりを行っていることだ。 除草剤は勿論のこと、化学肥料は極力使わず、農業試験場のOBを雇用し土壌の検査を頻繁に実施。土づくりに於ける農地のA・B・Cランク付け、そして生産品にもA・B・Cのランクを付けるという徹底ぶりの中、そのクリヤー度により認定された「綾」マークが農産物に貼られ店頭に並ぶ。 正に農業は土づくりから、そレて営農指導と販売に最大の努力を払い「綾」のブランド化を図る一方、消費者の安全で安心という二一ズに応え、「直売センター」や「本ものセンター」を通じ大きな利益をあげるに至っている。ちなみに「本ものセンター」の年間売り上げは3億9千万円。 これら推進のための核となる「有機農業開発センター」の起因は、昭和50年の後半から町内に於ける老人医療費が大幅にアップ、財政もさることながら町民の健康という面で食生活の改善が急務となり、新鮮な家庭菜園による健康生活を目指す一坪菜園の普及を推進。このことが起爆剤となって町議会で「自然生態系農業の推進に関する条例」が制定され、今日のような有機農産物の町として全国に知られるようになった。 結果として、一有名料理家や料理店経営者が町内に住みつき、本物の食を求める県外からの観光客も多く、照葉樹林を含め年間130万人の人々が綾町を訪れている。 ギャゼットマーケットプレイス 耳慣れない言葉であるが、宮崎市錦町にある若者をターゲットとしたお店がギャゼットである。 このギャゼットは、農林省宮崎食糧事務所の倉庫(敷地面積8,000u、延べ床面積6,261u)を賃借りし、1、2階合わせ、43の店舗が入居する若者向けのマーケットプレイスで、川畑清嗣社長の手腕により平成7年の創業以来右肩上がりの売り上げを続けている。 空き店舗が増え、売り上げの下降する各地の商店街にあって、同店舗の経営者年齢構成は30代〜40代の前半、ターゲットはマーケッティングの基本を10代から20代の前半に絞り、雇用している100名余りの店員も全て20代。 並べられる商品は、美しさ・楽しさ・満足・感動が与えられるよう時流に沿った商品をスピーディーに展開。1店舗当たり月300万円の売り上げを目標とするギャゼットの営業時間は朝11時から夜10時までとし、大型店の従業員や美容師さんをもターゲットに含め、43店師の売上高は運営舎杜によって毎日公開される。そして2階のデッキスペースでは若者による各種のイベント、踊って歌うDJコーナーでは若者の熱気が朝まで続く。 昨年の売上高24億円。川畑社長のマーケティング理論「ターゲットは19歳。高校生は雑誌などで商品知識が豊富。卒業後の最初の給料で買いたくなる商品が客を引きつける」を貫き、「深夜の帰宅はきついが、商人がサラリーマン化したらおしまい」と張り切っている。 臼杵のまちづくり 大分県臼杵市、人口35,000人のしっとりとした城下町である。 調査活動の対象として選んだ理由は、人口の激減、商店街の売り上げなども大きく落ち込む中、このままではダメだとの思いから中央通り商店街が一致団結、臼杵商工会議所・国・県・市の援助を得てアーケードの撤去、電線類の地中化、カラー舗装の石畳化、商店の正面玄関を格子窓のある店として大改装するなど、街の様相を一変させた。 臼杵巾もこれに呼応、中心地に総務省のマルチメディア街中にぎわい創出事業の補助を受け「サーラ・デ・うすき」を建設する一方、空き寺などを買収して改修。石畳の敷かれた風情ある寺町を取り戻すなどハード面で協力。歴史と風情がマッチする見事な街として蘇っている。 なお、観光面では国宝臼杵石仏に加え、「うすき竹宵」という新しい夏の風物詩も加わったことから、年間50万人を越える観光客を取り戻し、近年では行ってみたい街、住んでみたい街の上位にランクされている。 ※臼杵の商店街が再生なった事業と補助額 @大分県地域商業魅力アップ総合支援事業 ・街並み景観統一整備事業 12年度〜16年度 14年度までの実績・13店舗(132,330千円) 15年度・5店舗予定 ・街並みリニューアル事業(アーケード撤去事業) 平成14年度・総事業費24,150千円 共に補助額県1/3市1/3限度額5,000千円 A商業基盤施設等整備事業 平成14年度 総事業費13,186千円 事業内容 モニュメント2基、街路灯(ポールライト17、ランプ17他) 放送設備(スピ一カー14台、アンプ池) 補助額 国1/4 県1/4 B街並み環境整備事業 7年度〜19年度 総事業費354,630千円 事業内容 石畳敷設、電柱地中化(平成13、14年度300m) 補助額 国1/2 市1/2 C空き店舗対策事業 平成15年度 総事業費12,000千円 事業内容 チャレンジショップ8店舗 補助額 国1/3 県1/3
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平成15年 10月25日 ■日体スワロー同窓会に出席(静岡) 日本体育大学の器械体操部に所属し、卒業したメンバーを「日体スワロー」と称するが、その日体大を昭和39年に卒業した面々が10月25日、静岡ステーションホテルに集い楽しい一時を過ごした。 同メンバーは、昭和39年に卒業したことから「39会」と名付けられており、ドイツ留学をし日体大の教授を務める滝沢康二君を会長に、跳馬の山下跳びをあみ出しアメリカのテネシー州で三笠ジャパンという日本料理店を営む神崎克利君、日本体操協会の理事を務める山田正男君、当時の女性チャンピオンであった藤枝利子さん、トランポリンのチャンピオンであった尾方良悟君ら21名が出席。 昭和39年に卒業し早39年が経過した今日であるが、体育館で鍛え会った仲間達には時間の経過など無く、知らない間に当時にタイムスリップした如く学生時代の風景が蘇り、「おい、おまえ」で呼び合うなど昔話に花を咲かせた。 なお、鳥取県の同級生には鳥取の大村純一君、倉吉の生田日出夫君、米子の二岡博君、現在は神奈川在住の渡辺(旧姓田村)信行君がいる。 |
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平成15年 2月29日 ■東浜―居組道路起工式 東浜ー居組道路については、鳥取県議会の中で一般質問をし、早期の着工を訴えてきたが、2月29日(日)、浜坂町居組の現地において起工式が行われた。 写真は丸上県議と共に撮ったものであるが、二人は同時期国府町の議長、温泉町の議長という役職にあったことから、兵庫県と鳥取県の道路で繋がる町村に声掛けをし、若桜・八東・国府・岩美・村岡・温泉・美方・浜坂 の8町村でコリドーなる因但サミットを企画提唱。 「道路を通じ、お互いの町村が連携をしながら発展をしていく」というコリドーは今も続いており、会場持ち回りによる会合、8町村が参加し鳥取駅前で行うイベントなどは、正に因但サミットに相応しい催しとして今も盛大に行われている。 共に現在は県議という立場で仕事をすることになった二人、当時を思い出しながら感慨も深く記念写真に収まった次第である。 |
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平成15年 4月4日 ■国府町消防団出初め式 第49回国府町消防団出初め式は4月4日、町健康福祉センターふれあい広場で行われ、町内消防団に所属する分団員への表彰状伝達、木村国府町長による消防長訓辞、来賓祝辞などがあった。 その後、東部広域国府分遣所の職員も加わっての隊列行進、服装検閲、車両点検など日頃の訓練成果と整備状況を披露。 なお、天候が良ければ団員による放水操作の実践延長、袋川での放水訓練等も行われる予定であったが、生憎の天候となったことから「ふれあい広場」での出初め式となった。 |
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平成15年 5月15日 ■額賀参議の送迎役 自由民主党鳥取県連大会は5月15日、倉吉未来中心の大ホールで開催。新会長に常田享詳参議院議員を会長に選出する一方、参院選の決起大会も兼ねたことから応援弁士である額賀参議の講演にも自然と熱が入り、盛り上がった県連大会となった。 なお、当日の送り迎え役を仰せつかった私は、鳥取空港から未来中心までの往復車中、政治の様々な勉強をさせていただくと共に鳥取県が世界に誇ることの出来る氷温技術・キチンキトサン・椎茸菌研究・セダム栽培の話しをした。 額賀先生は、自民党参議院の幹事長であり総理候補といわれる人物であります。その先生が特に氷温・キチンキトサン・セダムに興味を持って下さったことは、鳥取の宣伝ばかりでなく企業興しは勿論、広く世界に飛躍するする切っ掛けをつくってくださるやも知れません。 |
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平成15年 6月4〜6日 ■ 全日本陸上を観戦 アテネ・オリンピックの最終予選を兼ねた全日本陸上選手権大会が6月4・5・6日の三日間、鳥取市の布勢運動公園陸上競技場で行われ、一流選手のスピード、そして繰り広げられる最高技術と身体能力を目の当たりにした。 地方でのこういった大会は最後になるとの観測から 、浜崎・横山両県議をはじめとする県陸協関係者が一致協力して誘致活動を展開、見事その思いが通じ鳥取開催の運びとなった。 鳥取県も競技場整備に大金を投入、全日本陸上を誘致した経緯から片山知事はじめ平副知事、県議らも全員が観戦、アスリート達の出す記録に惜しみない拍手を送った。 |
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